美容やスキンケアで注目されているマッサージ
美容やスキンケアの分野で今、注目されているのがマッサージです。
気持ちが良くて、見た目もスッキリします。
脳や心臓といったいかにも大事そうな臓器と比べると、肌なんて体を包んでいるだけで、大したことないような気がしてしまいます。
でも肌の機能研究はホットな分野で、肌が脳にもにってきする情報処理機関であることが明かされつつあります。
大人の全身の肌面積は1.6㎡で、たたみ1畳分になるようです。
厚みはへ筋2ミリで、総重量は3キロほどになるようです。
これは脳の1.4キロ、肝臓の2キロを上回って、体内で最大級の大型臓器なんですね。
肌の表皮にびっしり並んだ表皮細胞。
最深部では細胞分裂によって新しい表皮細胞がどんどん生まれています。
細胞は順に表方向へ移動して、表面でつぶれて重なってバリア層(角層)を作ります。
やがて古くなった角層は垢としてはがれおちますが、これがお肌のターンオーバーですね。
この角層になる前の状態の表皮細胞が、実はすごい能力を持っているようです。
表皮細胞は神経とよく似ていて、電気的に興奮できるとのこと。
脳や神経の細胞はmのを考えたり感覚を伝えるときに、興奮して電気パルスを出します。
このパルスを使って情報を伝えることになります。
それと同様の電気パルスを肌の細胞が出しているんですね。
角層・・・肌の最外層を包むバリアです。しんだ表皮細胞が層状に重なってできます。細胞間の隙間は油分で満たされて、水分が通りにくくなっています。
表皮・・・表皮細胞がぎっしり詰まった層。かつてはこの細胞は単なる垢の材料と思われていたようですが、近年温度や湿度、圧刺激などを感じるセンサー分子がたくさん見つかり、肌感覚の担い手と考えられるようになっています。神経細胞のような電気パルスも発します。
真皮・・・表皮の奥にあるコラーゲンでみたされた層。皮下の血管が届くのはこの層までで、表皮細胞には真皮から栄養が届けられます。
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